2ヶ月って、女が変わるのに充分すぎる時間だよね

気がつけば、こんなにも時間が経ってたんだね。

この世界に足を踏み入れてからの2ヶ月──

あっという間だったような、でも、ものすごく濃かったような。

最初は、ただ“やってみよう”だった。

自分を試してみたかったし、

心と身体、どこまで通わせられるか知りたかった。

でもね、

出逢ってくれた皆さんが、

わたしにとって思ってた以上に大きな存在になってしまったんだ。

会って、触れて、

笑って、沈黙して、

少しの緊張と、少しの甘えを共有して。

そのたびに、

「わたしって、女なんだな」って思い出す。

当たり前のようで、

でも日常ではつい隠れてしまう、わたしの“核”みたいなもの。

だから、

セラピストでいる時間は、

女としての“わたし”が息をしてる時間なんだと思う。

そして、

この2ヶ月で出逢ったあなたたちが、

その“わたし”を、丁寧に、やさしく、

包んでくれてたことも──ちゃんと、わかってるよ。

毎回の出逢いにドラマがあって、

何気ない一言や、目をそらした仕草、

意外とそういうところに、わたしは揺れてる。

この仕事は、表面的に見れば“癒す側”なんだけどね。

実はわたしの方が、

ずいぶんたくさん“満たしてもらってる”んだよ。

でも…

そんな濃い時間の中で、やっぱり別れもある。

忙しくて来れなくなった人。

なんとなくフェードアウトした人。

それぞれのタイミングと人生があることも、ちゃんとわかってる。

けど、たまにふと、思い出してくれたら嬉しいな。

思い出の中のわたしは、きっと、

あなたのことをずっと忘れてないから。

これからも続くこの場所で、

また新しい出逢いがあって、

また、誰かの心にそっと触れられるような

そんな存在でいられたら嬉しいなって思う。

わたしはまだまだ未完成で、

揺れたり、笑ったり、戸惑ったりしながらだけど。

だからこそ──

あなたと出会えた奇跡を、ずっと、大事にしていたいの。

ありがとう、この2ヶ月。

そしてこれからも、よろしくね🫧

── きくは